地図情報を検索するときは、スマホからという方も多いのではないでしょうか。
Googleマップの機能の一つである、ストリートビューをスマホで見たことはありますか?
スマホからストリートビューを見る方法は、正直わかりにくいと思います。
パソコンと操作方法が違うところや、スマホにしかない機能などもあります。
今回は、スマホからストリートビューを見る方法を紹介させていただきます。
(記事に使用しているスマートフォン:iPhone8 iOS11.3.1)
ブラウザから
Googleマップアプリをインストールしていない場合は、スマホのインターネットブラウザでGoogleマップを開きます。
Googleマップで店舗、施設名を検索してください。
マップに赤いピンが表示され、画面の下に施設名が表示されるので、その部分をタップします。
施設情報が表示されるので、下にスクロールしてください。
反時計回りの白い矢印が付いた写真をタップすると、ストリートビューが開きます。
ストリートビューの画面で、右下のスマホマークをタップすると、左右に◀ ▶が表示されます。
この状態でスマホを傾けたり、左右に動かすと画面が動きます。
スマホのジャイロ機能でパノラマを体感できる、スマホの独自の機能です。
Googleマップアプリから
Googleマップアプリは、ブラウザのGoogleマップとほぼ同じ仕様になっています。
ナビゲーションとして利用できたり、アプリ独自の機能も豊富。手軽に地図やストリートビューを利用できます。
App Store(ios)やGoogle play(Android)で「Googleマップ」を検索し、ダウンロードしてください。
店舗、施設名、住所などで検索するか、地図上の見たい場所を長押しして、赤いピンを立てます。
左下に表示される写真をタップすると、ストリートビューが表示されます。
ストリートビューには、Googleカーなどで撮影した部分(主に道路)と、ストリートビュー(屋内版)と呼ばれる撮影のものとがあります。
Googleカー撮影部分のパノラマは青い線で表示され、ストリートビュー(屋内版)仕様の画像には白い矢印ボタンが表示されます。
Googleマップに表示される写真は2つの区別がないため、道路を見たい時は目的の道路を長押しする方が良いでしょう。
パソコンに慣れているせいか、施設情報や地図に表示される写真から、見たい場所のストリートビューを探すのは大変でした。
Googleマップアプリはストリートビュー閲覧に利用するより、地図機能をメインに使った方が良さそうです。
Googleストリートビューアプリから
Googleストリートビュー専用アプリを利用する方法です。
ストリートビューを見るだけでなく、パノラマを撮影して投稿する機能もあります。
ストリートビューを見る
App StoreやGoogle playで「ストリートビュー」と検索し、ダウンロードしてください。
アプリを起動すると、マップ画面が開きます。
ストリートビューを検索の部分で場所を検索するか、見たい場所まで地図を移動してください。
地図をタップすると青い線や赤い丸とともに、ペグマンが表示されます。
赤い丸の数字は、その場所で公開されているパノラマ画像の数になります。
画面の下の画像をタップすると、ストリートビューが表示されます。
また、写真を上にスワイプすると、マップ上のパノラマ一覧が表示されます。
左のスクリーンショットがパノラマ一覧で、右がストリートビューです。
Googleマップアプリと同様でGoogleカー撮影仕様のエリアは青い線が表示されています。
ストリートビュー(屋内版)仕様の画像には白い矢印ボタンが表示されます。
それぞれのパノラマ画像にアイコン(ロゴマークや写真)と撮影者名が表示されています。
ストリートビューのロゴで撮影者がGoogle Street View となっているパノラマはグーグルが撮影したストリートビューです。
その他の画像や企業名、個人名などはGoogle以外がアップしたパノラマという事になります。
このロゴ部分をタップする事でその撮影者がアップしたパノラマ一覧を見ることができます。
ストリートビューの撮影も可能
非公開のタブより、カメラを起動をタップします。
アプリからカメラへの接続を許可すると、カメラの向きを合わせる画面が表示されます。
スマホの方向を合わせていくと、パノラマ画像を撮影することができます。
パノラマを撮影するには、魚眼レンズなどの機器を揃えるか、リコーTEHTAなど専用カメラを購入しなければできませんでした。
撮影にある程度の練習・コツが必要ではありますが、アプリで撮影できることにより、手軽にストリートビューを投稿することができます。
プライバシーに配慮する
ストリートビューを公開する際に、気を付けないといけない点があります。
プライバシーの関係で、許可を得ていない顔やナンバープレート等個人を特定できるものが映り込んだ画像を公開しない(ぼかし処理をする)こと。
居住スペースの公開や、人物や名前が映り込む学校、病院なども公開するのはダメです。
実際、周囲に多くの方の顔が映り込んでいる画像もあり、知らずに公開してしまっている様です。
アプリで手軽に撮影できる一方、プライバシーにはできるだけ気を付けましょう。
Googleストリートビュー画像の承認とプライバシーに関するポリシーもご覧ください。
パソコン版とスマホ版の違い
パソコン版との違いは、ストリートビューを見ている時に地図が表示されない点です。
また、スマホで開くストリートビューの画面には、パソコン版で表示されていたグレーの矢印がありません。
青い線が表示されており、その線をスワイプすると移動する仕様に変わっています。
パソコン版はパノラマ画像内を自由に歩く感覚があります。
それに比べスマホ版は青いレールの上を敷かれたレールに沿って移動している感じになります。
また、スマホ版の大きな特徴としてVRモード(VRゴーグル仕様)で見られる機能があげられます。
これはスマホ版ストリートビューアプリのみの仕様です。
VRゴーグルについてはこちらの記事もご覧ください。
パソコン版 Googleマップ
スマホ版アプリ
まとめ
GoogleEarthからもストリートビューを見ることができますが、今回紹介した中で一番使いやすいのは、ストリートビュー専用アプリです。
見るだけでも楽しいですし、VRゴーグル、撮影にも興味がある方はぜひダウンロードしみてください!
Googleストリートビューで自分のお店を紹介したり、思い出の場所を共有してみてはいかがでしょうか。