WEBサイトでの画像や写真の正しい使い方

WEBサイトでの画像や写真の正しい使い方

スマホで撮影する女性

ホームページやブログには、必ずと言っていいほど画像や写真が必要です。
文字だけの記事は、見ただけで読む気がしなくなります…
画像を配置することで、文章が見やすくなり、視覚的に情報を伝える事ができます。

では、ブログに使う画像は、どうやって入手していますか?

画像検索などで見つけた画像をそのまま使うのはNGです。

以前、ブログ記事での引用手順で、公開している文章には全て著作権があると紹介しました。
同じ様に、画像にも著作権があります。
著作権侵害をしてしまうと、刑事罰の対象となる他、損害賠償請求などを受ける可能性もあります。

そこで、今回はWEBサイトで画像を使うときの注意点について、紹介させていただきます。

 

画像や写真の引用

結論からいうと、画像や写真を引用するのはオススメしません!
どうしても必要なとき以外は、できる限り引用は避けましょう。
以下にオススメできない理由を説明します。

画像や写真には著作権があり、他人の作品を許可を得ないで使ってはいけません。
ただし、ホームページやブログで、著作物を無断利用できる場合に引用があります。

引用とは、他人の著作物を自分のブログなどの一部で利用することをいいます。
ただし、引用する条件には、次のようなものがあります。

ア  既に公表されている著作物であること
イ 「公正な慣行」に合致すること
ウ 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
カ 引用を行う「必然性」があること
キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)

引用元:文化庁 著作権なるほど質問箱「引用」「転載」関係

これらすべての条件を満たした場合に、著作権法上の引用が認められます。

コピーした他人の画像の下に、出典元:○○○、とだけ表示しているものを見かけますが、これだけでは不十分です。
出典元のリンクを貼っていても、上記の条件をすべて満たしているとは言えません。

「公正な慣行に合致すること」や「正当な範囲内であること」など、条件をクリアしているか判断するのは難しいと思います。
しかし、カギ括弧などで表示して、引用部分の表示を明確にすることはできるでしょう。

画像を引用する際の表示例

 

肖像権にも注意

肖像権(しょうぞうけん)とは、肖像(容姿やその画像など)に帰属される人権のこと。大きく分けると人格権と財産権に分けられる。プライバシー権の一部として位置づけられるものであるが、マスメディアとの関係から肖像権に関する議論のみが独立して発展した経緯がある。

引用元:Wikipedia 肖像権

Wikipediaにもあるとおり、肖像権はプライバシーの権利の一部で、自分の顔や体などを、他人に無断で利用されない権利です。
写真の著作権は撮影者にあります。
仮に撮影者から許可を貰っていたり、引用の条件をクリアしていて、そこに他の人物が映り込んでいるとしたらどうでしょうか。
その場合、肖像権があるその方へ利用許可を貰わないといけないのです。

例えば、Googleストリートビューでは、人物の顔にモザイク処理をしています。
話題になった人の顔写真を公開しているブログも見かけますが、プライバシーの侵害で訴えられる可能性があります。
人物が映り込んだ画像の利用には、特に注意しないといけません。

 

パブリシティ権にも注意

パブリシティ権(パブリシティけん、英: right of publicity)またはパブリシティの権利は、人に備わっている、顧客吸引力を中核とする経済的な価値(パブリシティ価値)を保護する権利を言う。

引用元:Wikipedia パブリシティ権

パブリシティ権は、芸能人や有名人が持っている、名前や容姿から生まれる経済的価値を保護する権利のことです。
アクセス数を増やすために、好きな有名人の画像を、無断でブログに使っていたとします。
もし訴えられたりした場合、損害賠償請求などを受ける可能性があります。

 

この様に、画像や写真の引用は、様々なリスクがあります。
また、苦労して撮影した作品や、自分の写真が他人に無断で使われていたら、良い気はしないと思います。
正しい引用のルールを知った上でも、画像や写真の引用は避けた方が良いでしょう。

 

自分で撮影する

では、自分で撮影した写真をブログに使うのはどうでしょうか?
基本的には大丈夫ですが、いくつか注意点があります。

先に説明した肖像権がありますので、撮影した写真に他人が映り込んでいる場合です。
できれば、顔にモザイクをかけるか、本人に利用許可を貰うのが望ましいでしょう。
しかし、観光地などで沢山の人がいる中で、たまたま映り込んだ場合は、利用しても大丈夫な場合が多いです。
その場合でも、他人が中心となるような構成の写真は、問題になるので注意してください。

写真に他人が映り込んだ場合

他にも、新聞やテレビ、アニメのキャラクターなど、著作権があるものが映り込んでいると、著作権の侵害になります。
学校などの施設内や、撮影禁止の場所ではないか、などにも気を付けてください。

 

フリー素材を利用する

画像や写真などの素材を公開しているサイトを利用する方法です。
無料のフリー素材や、有料のものもあります。
素材の数が多く、使いやすいサイトを紹介させて頂きます。

写真AC・・・・・素材数が多い。カテゴリ別に整理されていて検索しやすい。

ぱくたそ・・・・・高画質で高品質。サイトを見ているだけでも楽しい。

各サイトごとに利用規約が定められています。
よく確認しておきたいのは、次の点になります

  • 著作権に関係なく利用できるか(著作権者の表示が必要かどうか)
  • 二次利用(販売、素材の加工など)を行っても良いか
  • サイトがモデルへ使用許諾を得ているか

フリー素材は、クオリティが高い画像を利用でき、自分で用意する手間も省ける為、とても便利です。
営利目的で使用する際は、特に利用規約に違反しないように注意してください。

 

まとめ

インターネットの発達により、簡単に画像を発信できるようになりました。
WEBサイトで画像や写真を使う場合、自分で撮影した画像を使用するか、フリー素材を活用するのがお勧めです。
自分で撮影した作品や、自分が映った写真を使われたときに、嫌な思いをするような使用はやめましょう!

自分で撮影して、さらに写真を加工するとなると、時間と手間が掛かります。
その分、オリジナル性が高まりますし、ブログやサイトの評価も高くなることでしょう。
自分で撮影する。フリー素材を利用する。上手に使い分けて情報発信していきましょう。

その他カテゴリの最新記事