100円ショップ大手ダイソーさんで見つけました!ちょっとゴーグルというよりはメガネな感じですが、組み立て式で持ち歩きも可能なタイプです。
これまでダンボール製に抵抗があった方、プラスチック製のごっついのは持ち運ぶのにはちょっと。。という方。
今回見つけましたダイソー「スマホでVRグラス」は組み立てるタイプですから、もとに戻せばポケットに入るくらいのサイズです。
使用感を検証してみたいと思います。
ちょっとチープな見た目
やはり100円ですから、ちょっとチープです。
2つのパーツを組み合わせて使います。レンズ側の溝に押し込み組み立てる仕様です。少々きつめですがその分ぐらつく感じはありません。
持ち運びにはとても便利だと思います。
4.0インチ〜6.0インチまで対応
箱の裏の仕様では4.0インチから6.0インチまで対応とあります。
今回装着してみたのはiPhone 6 4.7インチ。iPhone8 plusが5.5インチ、iPhoneXRが6.1インチ。
そのあたりの画面まではカバーできるという事のようです。
装着した4.7インチ(ケースなし)ではスマホを横にした時の上下方向のセンターより若干だけ下にレンズの中心がきます。
レンズの位置は装着しているスマホケースなどにも影響すると思われます。
スマホ装着!
スマホの上から被せる(挟む)感じです。分厚いケースなどの方は取りつけられない場合もあるのでご注意を。
レンズに顔を押しつけて見ると左右センターが簡単にズレてしまいます。
下側が台座みたいになっていたり、上下でスマホを挟む構造のほうが安定しそうですが、100円で作るとなるとこうなるのでしょうね。
環境光が気になる場合も
グーグルcardboardなどのように箱型ではありませんから、除いている上下から光が入ってきます。
そのため没入感は若干薄れますし、周囲が明るい環境だと反射などもあり見にくくなる場合もあるかもしれません。
VRの見え方に関してはまずまず、タッチはしやすい
レンズは大きめなものがついています。見え方も周囲の光を気にしなければまずまずの見え方だと感じます。
顔をレンズに押しつけると簡単にレンズと画面の位置がズレてしまいますから、スマホ本体とレンズをしっかりとホールドした方が良いでしょう。
使用するアプリによって、画面タッチの必要な場面があると思いますが、箱型と違い簡単に画面にタッチできますから、その点は非常にラクではあります。
ダイソー スマホでVRグラス 良い点・残念な点
良い点
- 2つにバラせば持ち運びが楽
- そこそこの画質
- 画面タッチがしやすい
残念な点
- 没入感に欠ける
- 画面とレンズがズレやすい(左右センターがズレる)
Google VR ビューア プロフィールを作りました!
せっかくなので、VRが綺麗にみられるようにビューアプロフィールを作ってみました。
ビューアプロフィールとは、レンズの仕様を簡単に設定出来る仕組みです。
Google VR SDKというGoogleの開発したVR開発ツールを使ったアプリを使用する際にQRコードを読み込むことで簡単にレンズの最適化ができる調整ツールです。
QRコードにはレンズとスマホ画面の距離、左右レンズの間隔、レンズの上下の位置、レンズの歪み調整等の情報が記述されていて、そのQRコードを読み込むことでそのゴーグルの設定がアプリに反映されます。
いわゆるVRゴーグルのキャリブレーション機能みたいなものですね。
グーグルの「ストリートビュー」アプリで説明すると、VRゴーグルモードにした直後のこの画面で右下の「切り替え」ボタンを押すとQRコード読み込み状態になります。
VR表示中だと右上に歯車マーク(設定ボタン)があります。
こちらのボタンを押してもQR読み込み画面になります。
こちらがダイソー「スマホでVRグラス」用に制作したビューアプロフィール。
是非試してみてください。
こちらQRコードはGoogle CardboardのHPにあるビューア プロフィール生成ツールページから作成可能です。
すべて英語のページですが、触ってみればそれほど難しくなく作成が可能。
今回レンズの歪みについては、無調整に近い数値で大きな違和感を感じませんでしたのでほぼ無調整になっております。
レンズと画面の距離は数値の設定次第で、望遠レンズでみたようなパノラマ、広角レンズで見たようなパノラマになるので使ってみると意外と面白い見え方を楽しめます!
ビューアプロフィールの作成方法も別の機会に説明したいと思います。
100円でパノラマを存分にお楽しみください!